2009年05月04日

現実の空想の間

どうも、新人社会人、オオカミです。

世の中、国際化が進んでいるそうで、海外の人とコミュニケーションをする際には日本人としての先入観を捨てて臨まないと思わぬ失敗をする。

らしいよ。

と、こんな研修を受けたオオカミな訳なんですが、そのときの雑談で

「貴様らが以下に先入観に凝り固まっているか思い知らせてやる!」

とクイズを出されたわけなんですよ。
で、面白かったもんで、会う人会う人にオオカミこのクイズだしてまわりました。
親子がトラックに轢かれました。父親は即死。息子も瀕死の重傷。
息子はすぐさま病院に運び込まれました。
執刀医が息子を見るなりこう言いました。
「おお!これは私の息子!!!」

クエスチョン:この執刀医はトラックに轢かれた息子とどのような関係でしょうか?




さぁ!しっかり考えましょう!

先入観を捨てるのです!

っていうか案外難しいっぽいです。
オオカミの知人は今のところ全滅です。



答えを見る準備はOK?
















正解は・・・・












アンサー:母親

です。父親死んでるんだからね。息子と呼べるのは母親しか残ってないよね。

みんな出来たかな?

ちなみにタヌキさんはこの答えに大ブーイングです。

タヌキ答えて曰く

「あのね。母親はね、そんなに冷静に『おお!これは私の息子!!!』なんて言えないの!絶対。もうパニックになっちゃうの!」

オオカミ応えて曰く
「じゃあなんならいいのよさ?」

タヌキ「・・・『ああっ!私の息子!!あわわわわ!』かな」


あわわわわ。だそうです。悲しくなりますね。

というのは置いといて。
まぁ、実際、そんなことが起きたら男親でも女親でも「あわわわわ」ってなると思います。

でもさー。

これ、クイズな訳だからさー。

おとなしく問題文から考えればいいと思うのよ。

勝手に物語を設定しない。
特殊なケースを想定しない。
問題文に書いてあるファクターだけが世界の全てだと思う。

要は、数学の問題と、そして現代文の問題と一緒。
解が用意されている問いは誰でも正解にたどり着ける、この前提を忘れない。

ゲーム脳の理系脳のオオカミは余裕で解けました。
皆、コツは掴んだ?準備はOK?

何の準備かって?


諸君、本番はここからだ。

ある女性が自分の母親の葬式で、知らない男性に出会いました。彼女はこの男性を素晴らしい人だと思いました。まさしく彼女の運命の相手だと思い、恋に落ちました。ところが、彼の電話番号を聞いていなかったので、その後彼がどこにいるのかわかりませんでした。

数日経って、彼女は自分の姉を殺しました。

クエスチョン:彼女が姉を殺した動機は何でしょう?








さあ!コレはちょっと難しいけど、必ず正解にたどり着けるよ!!




冷静に!


冷静に考えるんだ!!!




物語にあるピースだけを忠実に繋ぎ合わせるんだ!







出来たかな?






それでは、解答を発表する。







アンサー:彼女は彼がお葬式にまた現われてくれるのではないかと期待したから


当たった皆様。ご愁傷様です。

これ、サイコパス・テスト、といわれるものだそうです。
シリアル・キラー(連続殺人者)の大部分は正解するのだそう。

つまり、当たったあんた、サイコパスになりやすいかもよ?って事です。

何なんでしょーか。
かたや当たると「先入観にとらわれない人」と評価されるのに一方では「てめぇ、さてはサイコパスだな」とあらぬ疑いをかけられる、この非情。
えーん、このテスト、一体何なんだよう。
ここでちょっと冷静に考えよう。

先入観無く、冷静に人を殺せる人間じゃなきゃシリアルキラーにはなりえない、ような気もしてきた。

なぜなら、ついカッとなって後先考えず殺しちゃうような人は、第二の殺人の前に逮捕されちゃうからです。

連続殺人者になるためには、連続で殺す前に逮捕されてはならない。

当然だけど、案外重要。

では、このテストの結果はやはりサイコパスの、シリアルキラーの素養を現しているのか?

純粋な思考のレベルでは、イエスかも知れない。

けど。


実際に血をみたら、オオカミ


あわわわわわ


ってなると思います。

現実を空想に持ち込んじゃうのが、先入観のある人。
空想を現実に持ち込めるのが、サイコパス。
現実と空想の間に何も持ち込まないのが、オオカミ。

つまり、そーいうことなんだと思う。
posted by オオカミ at 02:23| Comment(6) | TrackBack(0) | 理系な日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>執刀医がその息子を見るなりこう言いました。


「その息子」=息子の息子かと思いましたよ。
文章がよくないと思いマス。
伊達に資格予備校でバイトしてなかったよ?
Posted by spica at 2009年05月04日 11:06
>spica
OK、「その」削除しておきます!
Posted by オオカミ at 2009年05月04日 14:02
病院へ連れて行かれた子供の両親は数年前に離婚しており、母親に引き取られた。母親はその3年後に再婚し子供には新しいお父さんができた。
新しいお父さんである高志は連れ子である、正幸のことをとても愛してくれていた。正幸も優しい父親のことが大好きであった。

この日は正幸に新しい玩具を買ってやろうと高志と正幸は一緒に近所に新しく出来たおもちゃ屋さんへとでかけている途中だった。
「お父さん僕ね車の玩具が欲しいんだ!」
「ああ、いいぞ!大きいやつ買ってやるぞ」
そんな親子の微笑ましいやりとりの最中に悲劇は起き、皮肉にも高志は正幸の欲しがっていた大きな車に轢かれて帰らぬ人となった。

一方、正幸の実父である宏は医者であった。
離婚のショックから未だ抜け出せておらず仕事に没頭することで悲しみを紛らわせていた。
明日は2週間に一度の正幸に会える日ということもありより一層仕事に励んでいた。
そこへ交通事故に遭った急患が運ばれてきた。
急いで手術室に入った宏が目にしたものは、変わり果てた1人息子の姿。
現実に困惑しその場に立ち竦む宏。
「先生!先生どうしたんですか!早くこちらへ!!」
1人の看護師が宏に向かって叫んだ。
そうだ、自分は医者なのだ。周りの者に混乱を与えてはいけない。
そう考えた宏は努めて明るくこう言った。
「おお!これは私の息子!!!」

・・・というストーリーが瞬時に浮かんだのですが、これはダメですか?
ドラマの見すぎですか?
Posted by 雨 at 2009年05月06日 01:11
>雨さん
もう・・・もう、正解ですっ!!

でも最後の
「そう考えた宏は努めて明るくこう言った」
で、申し訳ないのですが、笑ってしまいました。
何も明るく言わなくても・・・
看護婦さんに動揺を与えまいとしたのでしょうが、オオカミの中では看護婦が

「え〜!あら、やだ!うっそーー♪宏センセ、独身って言ってたのにこんな大きなお坊ちゃまがいたんですか〜、私ちょっとショックですぅ〜、っておい!!」

とノリ突っ込みしてくれてました。
ゴメンナサイ。
Posted by オオカミ at 2009年05月07日 00:03
二つの質問共、自分には全く解りませんでした。

問1は、「医師=男性」と思い込んでしまったのか、解けませんでした。
 雨さんのように、臨場感あるストーリーを作れる感性がなく・・・悲しゅうございます。

問2も、「きっとその男性はお姉さんの恋人だったのでは・・・」とか、火サスにもならないような、標準的な解答しか思い浮かばず・・・これって「その後彼がどこにいるかわかりませんでした」という文章を無視して、オオカミさんのいう「勝手に物語を設定する」というのを、してしまっているんでしょうね・・・。

 でも、「お葬式でまた会えるかも」とは、普通は思い浮かばないのでは・・・?

連続殺人が出来る様な人の発想って「八百屋お七」なんですね!

でも、発想が柔軟で凝り固まっていない方は、お七的要素はなくても、正解出来るのでしょうか。

理系の方は、物事を冷静に見れるから、羨ましいですっ。

 自分も、これから物事をありのままに見る練習をしていかなきゃなーと、勉強になりました。


Posted by ビスコ at 2009年05月07日 12:55
>ビスコさん
お返事遅れて申し訳ありません。

>でも、「お葬式でまた会えるかも」とは、普通は思い浮かばないのでは・・・?

う〜む。難しい質問ですねぇ〜。
ビスコさんがあげた誤答と正解の違いって「その殺人にメリットがあるかどうか」という点で大きく異なっていると思うのです。
おそらくは嫉妬で殺してしまったと考えるんでしょうが、それだと殺人にメリットがない。正答しては凄く違和感を覚えるわけです。「わざわざ殺すか?」って思っちゃう。でもわずかにでもメリットが感じられそうな理由なら、なんとなく名得できるような気がする・・・
そして問題文のみ読むと、この殺人には模範解答の理由でしかメリットがなさそうな気がしてしまったのですよ。

うーん、なんか書いててちょっと怖くなったので中止。
きっと最近『羊たちの沈黙』を読んでるからに違いない。
Posted by オオカミ at 2009年05月10日 19:05
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